ロボットSI検定試験

今日、産業用ロボットの利活用は全世界において注目を集めており、ロボットを利活用することで人手不足の解消、作業の高効率化や過酷環境・危険作業からの解放、高精度な作業や品質の安定化の実現など様々な効果が期待できます。

日本は、世界の産業用ロボットの約半数を生産するロボット大国といわれていますが、そのロボットが現場に合ったロボットシステムとして活躍しているのは、ロボットシステムインテグレータの存在があるからです。ロボットシステムインテグレータ（ロボットSIer）業は将来的な発展が見込まれる分野ですが、その人材は大きく不足しています。

このロボットシステムの構築には周辺装置だけでなく、システムの設計やロボットの動作教示など、システムインテグレーション（SI）と呼ばれる一連の作業が不可欠となります。基礎講座はボットシステムインテグレーションを行う上で必要となる知識と、ロボットの操作に関して理解を得ることを目的とし、検定試験は必要知識の習得レベル・技能の習熟レベルを測定するためのものです。